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Thread journey / 糸の旅
-家で糸を巻いて旅に出よう-
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「窓が包む世界」
「窓が包む世界」
「窓が包む世界」
TURN on the EARTH
わたしはちきゅうのこだま
わたしはちきゅうのこだま
TURN on the EARTH
日比野克彦 2020/05/01
誰しも確たる実態は無く、互いが互いの環境として感知する。
それはまるで姿が見えないものたちが呼び合い続ける「こだま」のようなもの・・・。
そしてその「こだま」の源は誰でもなく、この星の寝息のようなもの・・・。
大きな寝息の一往復の「すって、はいて」のリズムの中で、この星は回転する。
廻り、揺らぎ、浮遊感と共に、何かが少しずつずれていき、
そしていくつもの差異が響き合いながらすれ違い、通り過ぎて行く・・・。
変わらないものはひとつもない、同じじゃない。
わたしは息をする。
息がわたしをつれてくる。
星の寝息がわたしを起こす。
だからきっと「わたしはちきゅうのこだま」なのかもしれない・・・。
こだまの様子
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