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布下翔碁

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1990年に広島県に生まれる。現在東京藝術大学博士後期課程に在籍し、焼物と漆が融合した表現を研究。TURN in TUCUMANでは“人は土から生まれ、土に還る”をキーワードに、ブエノスアイレスからキルメス地域までの土を採取し、キルメス地域の人々と共に“歩く人”を制作した。

布下翔碁とTURN in TUCUMAN, BIENALSUR(アルゼンチン) 2019

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布下翔碁×陶芸・土への所作

キルメス地域は、先住民が迫害されたり、移動を強いられたりしてきた歴史をもち、また地形や気候の特性によって不安定な状況にも置かれてきました。現在、地域ならではの文化やアイデンティティを再考しようとする動向が生まれています。そねは伝統的な裂織りの技術を、布下は日本の陶芸や土への所作を携えて、現地の小学生と交流しました。この地域では、遺跡に着目した研究や保存活動、そして伝統的なシンボルを大切にした様々な企画が行われており、そうした活動に携わる教員や職人に支えられながら、そねは「織り込み、紡ぐ」ことで生まれた色鮮やかな裂織りのウチワを更に繋げ、布下は土地の土を採取し「捏ねて、混ざり合う」などの行為を通して一人ひとりと向き合いました。

【開催期間・場所】
●TURN交流プログラム
実施期間:2019年6月3日(月)~ 6月21日(金)
実施場所:School 213、School 217 

●展覧会・ワークショップ
開催期間:2019年6月29日(土)~8月18日(日)
会場:Timoteo Navarro Museum(州都サン・ミゲル・デ・トゥクマン)

開催期間:2019年8月25日(日)~8月31日(土)
会場:The ruins of Quilmes Museum(キルメス地域)

主催:国立大学法人東京芸術大学、東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京、特別非営利活動法人Art’s Embrace
共催 :トレス・デ・ フェブレロ大学(BIENALSUR事務局)

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